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Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20131003 初めて経験するスプールのトラブル。

どうもどうも。番頭ですよ?

先日、「Abumatic 170」をメンテしていたときのこと。
ある1台を手に取り、ハンドルを回してみると、妙に重くてびっくりしました。
内部で何かが擦れているような音もするので、すぐに外側の赤いカップを外し、ラインを巻き取るベルカップを外し……。
ここでもう1度、びっくり。
なんと巻かれたラインが膨張してスプールが壊れているではないですか。
ナイロンラインは水分を吸って膨張するのは知られた話しですけれど、こんなクリティカルなトラブルを巻き起こしたケースは、さすがに番頭も初めて見ました。
おそらく、もともとがかなり密に巻きすぎていたとか、そういった事情もあるのでしょうが、それにしても、という膨らみっぷり。

中古でリールを購入すると、スプールにラインが巻かれていることが往々にしてあります。
ただ、「Abumatic」や「500」シリーズのように20〜30年も前の製品である場合、ラインがいつ巻かれたものかはわかったものではありません。経年劣化で強度もおそらくかなり落ちていることでしょう。
当店で扱う商品はなるべく現状維持の状態でお売りする方針であるため、こういった商品ではラインが巻かれた状態のままお届けしていました。
その上で、「入手されたらラインは巻き替えてください」と一言を添えていたのですが、こんなトラブルを見てしまった以上、考えを改めねばなりません。
今後は「箱入り未使用品」といった極端な状態のもの以外は、ラインは外してお売りすることにします。