Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20140420 「Abumatic 1075」出品。

どうもどうもどうも。
この週末、なんか寒くないですか?
水辺に行かれたかたは、春を感じられたのでしょうか?
番頭です。

思いも寄らぬ機種(?)が突然に売れてしまい、急遽、また新たにリールを1台、ヤフオク!へと出品しました。
出品に先立ち作成した写真アルバムでお気づきかもしれませんが、「Abu Garcia Abumatic 1075」です。

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r113343657

クローズドフェイススピニングリールの名機「1044」と同時期に販売されていた姉妹機で、デザインにも共通したテイストが感じられます。
日本で作られ、「MADE IN JAPAN」というシールが貼られている点も、「1044」と共通です。

ボディが若干大ぶりなのは難点ですが、その分、堅牢性と動作の安定感は高く、さすが「Abumatic」シリーズと言えるレベル。ラインを均等に巻くためにスプールを前後させる「オシュレート機構」、ハンドルを逆転させることで瞬時にドラグを緩められる実戦的機能「シンクロドラグ機構」を装備していて、前述の「1044」と同様、シリーズのなかでもひときわ完成度の高い1台と言えます。
しかし、その「1044」の影に隠れてしまったのか、販売面ではかなり苦労したのでしょう。
クローズドフェイスリールが低調な日本は当然(?)としても、海外でも不遇だったらしく、中古市場でもあまり姿を見かけることができないのが現状です。
手に入れた人がなかなか手放さない、という名機ならではの事情もあるかもしれません。

今回出品した個体は、ベルカバーに樹脂製バンパーが装備された前期型。
外見には目立つキズがありはしますが、回転は滑らかで軽く、機関の状態はとても好調です。
外見だけでなく、長所も短所も姉妹機「1044」と同様な傾向を持つのが、この「Abumatic 1075」。
「1044」をお持ちのかた、セットでこの「Abumatic 1075」も入手されてみてはいかがでしょう?

ヤフオク!には、この「Abumatic 1075」を含め、「Abu Ambassadeur 5500C」や国産クローズドフェイススピニングリールの代表選手「ダイワ ハリヤー120M」、フライリール「Abu Garcia diplomat 278」など、合計8台のリールを出品中です。
皆さまのご入札、心よりお待ちしています。

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914

それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。


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