Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20141220 釣りに求めるもの。

ごぶさたしています。番頭です。
12月の頭に、生まれて初めての鯛ラバ釣行に行ってきました。
ホントはその話を書こうと思ったのですが、ニュースフィードに上がってきた動画がなかなかに見事だったので、予定を変更して、それをシェアすることにしました。

大きいのが釣れればそれはもちろん嬉しいのですが、番頭の場合、基本的にはそこにあまり重点は置いていなくて、それよりはその魚が持つ独特の美しさが感じられることのほうが大事だったりします。
小さい魚体にしか見られない独特の鱗光やシルエットの美しさに、大物を釣ったときと同じような感動が得られることも少なくありません。

番頭が釣りに求めているポイントは、もうひとつ。
公園化され、人々がよりそうそのフェンスの真下、岸ギリギリをテクトロで通したルアーに食いついてくるシーバス。
農業や治水のために排水機場だらけ、もともとマッディな水なのに、農繁期には農薬やらなんやらでとんでもない色に濁る用水路で釣れるタナゴやクチボソ。
人工物がまったく見えないような深い山間で釣る渓魚はもちろん最高ですが、里川や、三面護岸化されちゃって、もはや「川」と呼ぶのも躊躇われてしまうようなところで出会うヤマメなんかにも、しみじみ見入ってしまったりします。
こうした人々の生活圏に寄り添って生きる魚に出会ったときの「こんなところにこんな魚が!」という驚きもまた、番頭にとっては、とても大事な釣りの醍醐味なのです。
特に渓流釣りなんかでは里川の釣りを「情緒がない」と敬遠する向きもありますけれど、そこに生きる魚の健気さみたいなものに、なんだか、しみじみ感じ入ってしまうんですよね。

そんな番頭にとって、この動画はスゴい「アタリ」でした。
整備された公園のウッドデッキから、フェンス際にちょいと投げたルアーに食いついてきたのは、大人の身長とさして変わらないほどの大物。
服のまま水のなかに立ち込んでリリースする、この釣り人の姿や笑顔がまた、素敵ですよね。
いい釣りしてるなぁ、って思います。

https://www.facebook.com/video.php?v=309764895892295&set=vb.100005763611907&type=2&theater

気づけば2014年もあと10日ほどで終わってしまいますが、ここをご覧の皆さま、今年はいい釣り、できましたか?



さて。
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それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。