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Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20140221 解禁が近づいてきました。

どうもどうもどうも。
連日連夜、多くの人を夢中にさせているソチ冬季五輪、いよいよ大詰めですね。
今朝は浅田真央選手の滑りに涙されたかたも多いのではないでしょうか?
安易に「奇跡」なんて言葉で形容したくなってしまいますが、あれは紛れもなく本人の努力の結実で、だからこそ多くの人の心を捉えるのでしょう。
番頭です。

えっと。
五輪のクライマックスも近づいてますが、早いところでは渓流の解禁もはじまり、本格的な釣りのシーズンもまた、近づいてますね。
それを見越して当店、今までにない大攻勢をかけております。
この一週間にこれまでヤフオク!に計7アイテムを出品。そのうち「Abumatic 574」と「Abumatic 170」は無事落札され、お買い上げいただいたお客様のもとへと旅立っていきました。
以前より出品中の「Abu 520」「Abu Ambassadeur 3500C」とあわせ、現在も7アイテムを出品中です。

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914


さて。
ここをご覧になっている皆さまで、渓流の釣りをされているかたはどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
渓流のルアーフィッシングでは昨年より「渓流ベイトフィネス」というタックルセレクトが話題を呼んでいます。
文字通り、渓流のルアーフィッシングをベイトリールを用いて楽しむ、というもので、ひとえにベイトリールの高性能化により、軽量なトラウトルアーも問題なく扱えるようになったことから生まれたムーブメントです。

以前にも書きましたが、番頭は昨年、シマノ製の最新リールを購入し、1シーズンを通してこの渓流ベイトフィネスを実践していました。
雑誌などでも大きな話題となっているこのタックルセレクト、確かに楽しいです。
行き慣れた釣り場でも、今までとはまったく違う新しいタックルを手に臨むことで、また違った景色が見えてきました。
新たな道具の特性を掴み、手に馴染ませていく感覚は楽しく、何よりスピニングリールよりも格段に手返しが早くなるという、実践的なメリットが味わえるのがいいですね。
話題になるのもよくわかります。

ただですね。
番頭的には、世に言われているほどの革新のようなものは感じられなかった、というのが本音です。
渓流ベイトフィネス最大の利点は前述のように「手返しの早さ」、それに「キャストの正確性」にあるワケですが、これって、当店がもっとも注力しているクローズドフェイススピニングリールを用いている人間には、別にたいした話しではないのです。

クローズドフェイススピニングリールは、ロッドを握った右手の人差し指でリール前面のリリースボタンを押すと、ワンタッチでラインがその指にかかり、キャストの準備動作に入れます。
つまり、キャストの準備動作がベイトリールよりも遙かに効率的なのです。
くわえて、クローズドフェイススピニングでは、ベルカバーにラインが触れ続けて若干の摩擦抵抗が生まれるせいか、ラインが出ていく感覚はかなりベイトリールに近く、ピッチングでのキャストなどは、ベイトリールに負けないアキュラシー性を実現できます。
また、確かに最新のリールでは軽量ルアーも問題なく投げられる性能を得ているとはいえ、ロッドや糸巻き量、ブレーキセッティング、ロッドの振り方、風など、さまざまな要素次第でやっぱりバックラッシュなどのライントラブルを起こしてしまうのです。
さらに「今まで使っていたスピニング用のロッドがそのまま使える」という点は、渓流ベイトフィネスにはない、大きなメリットと言えましょう。

しかし、ご存じのように、クローズドフェイススピニングリールはリール単体で300g前後と重いものばかり。特に短く軽量な渓流ロッドと組み合わせたときのバランスはかなり劣悪と言っていいと思います。
番頭が渓流ベイトフィネスのために入手したリールの重量は、単体でなんと145g。「Abu 500」シリーズのまさに半分で、長らく「500」シリーズに慣れ親しんだ手には頼りなく感じるほど取り扱いが軽快でした。
この「渓流でのタックルバランス」という点ばっかりは、クローズドフェイススピニングはどうしても渓流ベイトフィネスに太刀打ちができません。
また、「500」シリーズ、特に初期の「Abu 505」「503」「520」はギア比がとても低く、流れの速い川ではかなりリーリングが忙しいことになります。
この点、ベイトフィネス用のリールはギア比が7.0や8.0といったものが主流であり、また、一般的なスピニングリールにも劣るところです。

比較すると、
・手返しの良さとキャストのアキュラシー性では同等
・ルアーの飛距離もほぼ同等
・ライントラブルの有無はクローズドフェイススピニングリールの圧勝
・タックルバランスはベイトフィネスの圧勝
・巻き取りスピードはベイトフィネス(と現行スピニングリール)の勝ち
・ロッドの選択枝の広さはクローズドフェイススピニングリールの圧勝
と、番頭的には一長一短に思えるのですね。
もっとも、番頭はクローズドフェイススピニングリールをひいき目で見てるのは絶対なので、ここは少し差し引いていただくにしても、どうです? 気になりません?

渓流ベイトフィネスをこれからはじめようと思ったら、リールとロッドを新調する必要があります。
しかし、クローズドフェイススピニングリールならば、今まで使い慣れた渓流ロッドがそのまま使える、という点に、ぜひ注目してください。
どうでしょう?
最新のメソッドである渓流ベイトフィネス並の手返しのよい釣りを、より手軽に実現できるクローズドフェイススピニングリールを、今季、1度試してみませんか?
とくに現在ならクローズドフェイススピニングリール初心者にもオススメの「Abu Garcia 1044」も出品中ですっ。
ご入札、お待ちしています。

では皆さま、「Hello the Masking Face」をどうかご贔屓に。