Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20151021 「鱒の森」No.30とヘッドランプのお話し。

どうも。番頭ですよ?
外出から帰ってきてポストを覗いたら、つり人社が出している「鱒の森」最新号が届いていました。
定期購読しているわけではなく、今回発売されたNo.30では、「10年もののトラウトギア。」という特集のなかの1ページを書かせていただいているので、掲載誌が送られてきたのですね。
番頭が渓流で使っているリール、ミノー、そして、ヘッドランプについて、あれこれ書いています。
今回は、そのヘッドランプについて、文字数の関係で記事では触れられなかったことを、少し。


 
シーバスなんかの夜釣りはもちろん、番頭は渓流にも必ずヘッドランプを持っていきます。
バッグやベストにひとつ装着しているほか、たいてい、背中のポケットなどにももうひとつ、ヘッドランプを入れています。
これは、渓流釣りをはじめてすぐの頃、釣りに夢中になっていて、気づけば足下もおぼつかないほどの暗さになってしまい、とてもとても怖い思いをした、という経験から来た習慣です。
皆さんもご存じでしょうけど、谷あいを流れる渓流では、夕刻になると山で光りが遮られ、想像以上に早いペースで暗くなっていく、なんていうことが多いのですね。
あれは5年くらい前になりますかね。
初めての渓へ行った際、水辺に出るまでに、電灯がまったく設置されていない、100m近いトンネルを抜けていかなければならなかった、なんてこともあり、そのときはこうした準備がたいそう役に立ちました。


 
今どきのヘッドランプは、大光量LEDのおかげで、軽くて明るい優れた製品が多くていいですね。
「鱒の森」の原稿にも書きましたが、番頭は大光量のLED1灯と、複数の低光量LEDのタンデムが好み。
手元、足下を照らす低光量のときはなるべく広い範囲を、大光量が欲しいときは、より遠くまで照らして欲しい。
こんな欲求を満たすには、複数の光量の違うLEDをそれぞれ搭載した構成のものが適しているのです。
 
番頭が選ぶヘッドランプのポイントは、もうひとつあります。
低光量のLEDに光量調節機能がついていること。
夜釣りでラインを結び替えるときなどは、手元を照らす光りが明るすぎると目が非常に疲れるので、なるべく光量を落としたくなるのですね。
日本のとあるメーカーから出ている大光量と低光量をタンデムで搭載したヘッドランプは、なぜか光量調節が大光量LEDでしかできません。
番頭にとってはこれがまったく理解できないのです。
低光量LEDは、手元の作業を照らすときと、歩きながら足下を照らすときなど、明るさを変えたいときがけっこうあります。
それに対し、大光量LEDを点灯するのは、とにかく明るい光が欲しいとき。
こちらを暗くするなら、最初から低光量LEDを点灯させればいいだけですし、なぜ「大光量のLEDだけ」に暗くする機能を持たせるのか、まったくわかりません。
その点、番頭が愛用するブラックダイヤモンドの「スポット」や「ストーム」は、大光量、低光量、どちらのLEDも光量調節が可能です。
これこそが合理的な設計なのではないかと思うのですが……。
 
皆さんは、どんなヘッドランプをお使いですか?
 
 
さてさて。
「Hello the Masking Face」のWEBショップでは、当店Facebookページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。
 
「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/
 
Facebookページ
https://www.facebook.com/themaskingface
 
軽さやギアの滑らかさなど、絶対的な性能では最新のリールに適わない部分もありますが、その分、今の製品にはない優美な装飾やユニークな機能を持ったものも少なくありません。
釣りという遊びで使う道具ですから、絶対的な性能を追い求めるだけでなく、こうした道具の“味”を楽しんでみてはいかがでしょう?
 
皆さまのご利用、お待ちしています。
「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。

番頭日記20151017 八戸市第2魚市場で、11.5kgのスズキが水揚げ!

どうもどうも。番頭です。
八戸市第2魚市場で、11.5kgのスズキが水揚げされた、とのこと。
 
 
「ハマに“主”現る 巨大スズキに驚き

デーリー東北新聞社 10月17日(土)10時59分配信

ハマに“主”現る 巨大スズキに驚き

市川沖の定置網に入った重さ11.5キロのスズキ

 ひとたび大物や珍しい魚が揚がれば表情がパーッと明るくなるのが、ハマの仕事に従事する人たちのいいところ。八戸市第2魚市場で16日、市川沖の定置網に入った重さ11.5キロのスズキが水揚げされ、市場関係者らは「こんな大きなスズキは見たことがない」と一様に目を丸くした。

 関係者によると、通常上場されるのは3〜4キロで、まれに揚がる大きいサイズでも6〜7キロ。“特ダネ”はすぐ場内に広まり、集まった仲買業者らは「40年近く市場に来ているが、初めて見た」などと沸き立った。

 腹も大きくふくらみ、まるで主のような風格。ある業者は「よく捕れたというより、よくもいままで捕られなかったな」と感心しきりだった。」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151017-00010002-dtohoku-l02
 
 
確かに大きいですね。
マルスズキなのか? それともヒラスズキなのか? 全長はどれくらいなのか?
もうちょっと詳しい情報が知りたくなりますね。
番頭が釣ったシーバスの最大サイズはせいぜい65cmといったところなんですが、たまにメーターオーバーなんていう大物の写真が回ってきたりしますよね。
11.5kgという重さのシーバスは、はたしてどんなもんだろう?と気になって調べてみたところ、釣具店「ポイント」のWebサイトにたどり着きました。
 
 
シーバス(スズキ)釣り情報 ポイントデータベース
http://www.point-i.jp/fish/turiinfos/search/sakana_id:30/sort:nagasa/direction:desc
 
 
ここにはお客さんが釣り上げた大物の写真とサイズ、重量がまとめられた釣果ページが用意されていて、魚種ごとの検索もできるんですね。
魚名として「シーバス(スズキ)」を指定し、大きさ順に並べ替えてみたところ、いやびっくり。
このニュースで取り上げられているものより大きな、13kg、14kgといった釣果まであるじゃないですか。
こんなの釣っちゃったら、自己記録を塗り替える楽しさをそれ以上味わえなくなりそうな……。
いやいや。
とりあえずわかったのは、メーターを超えてても10kgにいかない個体もある、ってこと。
そう考えると、とりあえずこの八戸市第2魚市場に水揚げされたスズキはメーターオーバーは確実なようですね。 
ふと気づけば、今年は一度もシーバス釣りに行ってません。
潮回りのいい日を狙って、ひさびさに行ってみようか? と、そんな気分になりました。
 
 
さてさて。
当「Hello the Masking Face」では、WEBショップにおいて、当ページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。

「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/

軽さやギアの滑らかさなど、絶対的な性能では最新のリールに適わない部分もありますが、その分、今の製品にはない優美な装飾やユニークな機能を持ったものも少なくありません。
釣りという遊びで使う道具ですから、絶対的な性能を追い求めるだけでなく、こうした道具の“味”を楽しんでみてはいかがでしょう?

皆さまのご利用、お待ちしています。
「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。

番頭日記20151016 巻き上げ力って、そんなに必要ですか?

どうもどうも。番頭です。
渓流シーズンが終わってしまった、と嘆いているその今になっても、北海道の釣り人さんからの釣果写真がシェアされてきて、慰められているような、残念さがいや増すような、複雑な気分を味わっている今日この頃です。
お元気してますか?
 
今回は、リールの巻き上げる力について、ちょっと書かせてください。
当店が注力し、屋号にもその含みを持たせているクローズドフェイススピニングリールや、クローズドフェイスリールですが、この話題になると、したり顔で「巻き上げ力が弱い」なんて声高に叫ぶ人たちがわらわら出てくるのが常です。
Yahoo!知恵袋にも、こんなエントリーがあります。
 
 
「なぜクローズドフェイスは嫌われるのか...」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1319362708
 
 
いや、実際に機関部の構造はかなり簡素ですし、ベアリングなんかもほとんど使われていません。おまけにラインを巻き取る方向がラインの放出方向に対して90度ずれていることもあって、力の伝達ロスがあるのは確かです。
が、しかし。
オフショアなんかで青物を狙うならともかく、日本におけるルアーフィッシングで、そんなに巻き上げ力って、必要なんでしょうか?
たとえばこの小さな女の子、バービーが描かれたおもちゃみたいな釣竿とクローズドフェイスリールで、けっこうな大物を釣り、じゃかじゃか巻いて寄せてきてます。
 
 
バービー人形の釣りざおに、まさかの大物がヒット!大興奮の女の子(動画)【らばQ】
http://labaq.com/archives/51857740.html
 
 
また、釣りを通じて知り合ったお友達は、4フィートの自作ロッドに「Zebco 33Classic」を付けて、楽しそうにけっこういいサイズのリバーシーバスを釣ってます。
 
 
雨上がりの真昼のリバーシーバス【昭和な日々】
http://masagoon.exblog.jp/21864569/
 
 
確かに近代的なスピニングリールやベイトリールに比べれば苦労はしますけど、でも、こういった程度の魚を相手にした釣りであれば、クローズドフェイスリールも必要にして十分なパワーやドラグ力は備えている、というわけです。
これは当店の主も言ってる話しですが、そもそも魚とのファイトなんてリールだけで行うものじゃありません。実際はロッドワーク次第で、わりとどうとでもなる話し、なんですよね。
しかも、上のふたつの動画を見ると、バービーリールの女の子はもちろん、「Zebco 33Classic」を装着していたロッドも笑っちゃうほど短いのがおわかりかと思います。
つまり、ロッドのパワーなんてものも、たかが知れています。
それでもちゃんと釣りになってますよね。
 
 
もうひとつ。
巻き上げ力が弱いって、実は些細なメリットもあったりするんですよ。
それは、ハンドルに伝わる情報量が増える、ということ。
たとえば渓流なんかで使っている場合、4〜5cm、3g程度の小さなミノーであっても、流速などによるルアーの引き抵抗の変化をハンドルを回す手で敏感に感じ取ることができるのです。
あぁ、それと!
小さな魚でもより引きを楽しめる、ってことも言えますね(笑)。
 
 
当店のWebページをはじめ、今まで何度も言ってきていることですけれどね。
リールなんて、所詮は趣味、遊びの道具です。
最新のものを揃えて絶対的な性能を追い求めるのもいいですが、それらより劣っているからダメと頭ごなしに否定せず、ときには「足らない部分」「ダメな部分」を楽しみ味わってみるのも、悪くないんじゃないかなぁ、なんて思います。
最新のリールとはまたちょっと違った使い心地が、いつもの釣りに新たなおもしろさをプラスしてくれるかもしれませんよ?
 
 
さてさて。
当「Hello the Masking Face」では、WEBショップにおいて、当ページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。

「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/

軽さやギアの滑らかさなど、絶対的な性能では最新のリールに適わない部分もありますが、その分、今の製品にはない優美な装飾やユニークな機能を持ったものも少なくありません。
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皆さまのご利用、お待ちしています。
それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。

番頭日記20151007 138cm、38kg!

どうもどうも。番頭です。
なんかスゴい写真がシェアされてました。
138cm、38kgのアカメだそうです。
5年間通い続けた末の快挙。素晴らしいですね。


Katsuki Sannomiyaさんの写真

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=888820334525925&set=a.185100018231297.45002.100001939010085&type=3

番頭日記20151006 ご無沙汰しています。

どうもどうも。番頭です。
あっという間に渓流シーズンも終わってしまいましたね。
 
番頭はといえば、今年の春頃から一身上の都合で生活のサイクルが思いっきり変わって時間がなかなか取れず、けっきょく管理釣り場も含めて3〜4回しか川辺に立てませんでした。
近いうちに今年の渓流での釣果を振り返ってご報告、なんてことも考えていますが、今しばらく、お待ちください。
もっとも、渓流シーズンは終わってしまいましたが、その季節ごとに違った魚を相手にしていくことでより深く楽しめるのがよいところ。
釣友達の一部では、フライフィッシングでオイカワを狙うのが流行っています。
ハヤだけに。
ハヤだけに。
なんとなく繰り返してみました。
皆さんはこの時期、どんな釣りに行かれているのでしょう?
 
さてさて。
ここの場所もずいぶん放置してしまって、本当に申し訳なく思っています。
今まで当店「Hello the Masking Face」のWebショップは、今までカラーミーとThe BASEの2通りがあったのですが、10月より、カラーミーのほうを廃止し、The BASEひとつに絞ることにしました。
 
■「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/
 
これを記念して、近いうちにちょっとした企画を考えていますので、ぜひご期待ください。

番頭日記20150722 偏光グラスのお話し。

どうもどうも。番頭です。
なんだか今度の週末は復活した台風12号がやってくるとか。
ま、そんな懸念はあるものの、梅雨も明けて、いよいよ夏です。
この時期はサングラス、特に水面の照り返しのキツい水辺で過ごす釣りという遊びでは、偏光グラスが欠かせません。
今までにも書いたことがあるかもしれませんが、今回は、そのサングラスや偏光グラスについてのお話しを少し。


今どきはどんな安物のサングラスでも一応はUVカットを謳っています。
でも、たいていの場合、どれだけ防ぐのかまでは言及されていませんよね?
UVカットがきちんとされていないサングラス、っていうのは、結果的に可視光を遮りながらも、紫外線だけは選択的に通してしまう、といったことが起こりかねません。
そういったサングラスをかけると、視界が暗くなって瞳孔が開き、その状態でまともに目、網膜が紫外線を浴びることになってしまいます。
これが目にいいはずがありません。
また、レンズの歪みやフレームの不出来が頭痛を招く、なんてことも起こりえます。
実際に番頭が昔使っていた釣具屋で買った激安偏光グラスは、2時間くらいかけていると頭が痛くなって、おおいに困りました。
それに懲りて以来、少しずつ高いものへとシフトしていったのですが、それで学んだのは、サングラスや偏光グラスに関してはお金をけちってもまったくいいことがない、ってこと。
ま、道具なんてなんでもそうかもしれませんが、サングラスはある程度以上の金額を出さないと、きちんとした製品が手に入らないのです。
いや、フレームの精度や作りなど、細部まで見ていくと、えらい高い製品のなかにもひどい作りのものもけっこうあったりするから困ります。
たかがサングラスと思うかもしれませんが、感覚器に対する器具だし、特に高いものを選ぶなら、表面的なデザインやブランドイメージに惑わされることなく、慎重に選ぶべきでしょう。


で、どうせサングラスをかけるなら、UVをきちんとカットしてくれて、歪みがなく、偏光度、可視光透過率の高い、いいレンズの入った偏光グラスがオススメです。
偏光グラスは水面の乱反射を抑えて水中の様子が見やすくなることから、釣り専用みたいに言われることも少なくありません。
でもそれは大きな誤解で、窓のガラスだったり、空気中の微粒子なんかで起こる乱反射も抑えてくれるために、街中でも景色がシャープに見えるようになるのです。
ちょっと写真に凝っている人なら風景写真を撮影する際、レンズに偏光フィルターを装着するのですけれど、あれと同じこと。


偏光レンズの専門メーカー、TALEXのレンズは色が豊富で、その色ごとに可視光透過率と偏光度がきちんと明記されているうえ、色の再現性コントラスト、明るさの3項目についての視覚的なバランスシートも用意されています。

レンズカラーラインナップ | TALEX | タレック
http://www.talex.co.jp/product/lenscolor

自分の使用目的や好みに合わせて、レンズカラーを選ぶ、といったことができるのは、さすがレンズの専門メーカーならでは。
個人的には、釣りはもちろん、街中で使う日常のサングラスとしても、このTALEXレンズの偏光グラスがオススメです。
ティムコの「サイトマスター」シリーズをはじめ、ダイワのコラボレーションモデルなど、今ははじめからTALEXレンズの入った偏光グラスもけっこう売られているので、そういうものを選んでもいいですし、あるいは対応しているメガネ屋さんで、自分で選んだフレームにTALEXレンズを入れてもらうことも可能です。
TALEXレンズの入った既製品を選ぶ際は、単に好みで選ぶのではなく、前述のレンズカラーラインナップをよく見て、その特徴を調べてから買うのがいいでしょう。


TALEXレンズの偏光グラスが欲しいなら、既製品を買うほうがどっちかというと、安上がりです。
ただ、既製品を買う際には、フレームの作りはきちんと見たほうがいいでしょう。
番頭がかつて使っていた金属フレームの製品は、2年弱ほどの使用で表面のコーティングが割れてはがれはじめ、とてもみすぼらしくなってしまいました。
また、店頭に並んでいた定価4万ほどの製品を手に取ってみたら、ツルを止めている蝶番が明らかにナナメに溶接されていた、なんてこともあります。
先にも書いた通り、メーカーによってはレンズはよくてもフレームがダメ、って製品もあるのです。
設計やデザイン次第なところもありますが、たとえばある程度いいフレームの製品であれば、レンズが傷ついたりしてしまっても、レンズだけを交換して長年に渡って使い続ける、といったこともできますし、結果的に安上がり、なんてことも。


番頭が個人的にオススメしたいのは、サングラスとしてだけでなく、広くメガネ用のものも含めて自分にあうフレームを探し、それにTALEXレンズを入れてもらう、という方法です。
フレームを選び、レンズカラーを選び、自分好みのサングラスを作る、ってのが、なかなか楽しいのです。
この方法であれば、例えば近視の人なら度付きの偏光グラスを作る、といったこともできます。
TALEXレンズを入れた偏光グラスは、以下のページで紹介されているお店で作ることが可能です。

全国のTALEX PROSHOP | タレックス | TALEX
http://www.talex.co.jp/order/proshop

番頭はこれらPROSHOPのうち、上野の「オードビー」さん、目白の「スエナガ」さんの2軒を利用したことがあります。
「オードビー」さんはサングラス専門店として、素敵なフレームの品揃えが素晴らしく、一方、「スエナガ」さんの店主、末永さんは、W.B.S.のトーナメントに出場するほどの釣り好きで、実体験に基づいたレンズカラーへのアドバイスが的確です。また、眼鏡専門店として、かけ心地の調整をはじめとするメンテナンスをものすごく丁寧に行ってくれるのも最高ですよ。


現在、番頭は偏光レンズが入ったサングラスを2本持っています。
1本ははじめからTALEXレンズの入った既製品で、ティムコの「サイトマスター シャープF-Ti」という、もう10年近く前の製品。
もうひとつは、昨年の夏に「スエナガ」さんで作ってもらったスエナガオリジナルフレーム+TALEXです。
「サイトマスター」には「ラスターブラウン」、スエナガさんのには、「イーズグリーン」が入っています。
かけ比べてみると、単純に色が違うのに加え、それぞれに見え方が微妙に違っておもしろいですよ。
谷あいの渓流では日向と日陰で光量の差が激しく、こういったところでは明るい「イーズグリーン」は最高です。
一方、快晴時の海釣りや、水面を見続けるウキ釣りなどでは可視光をより抑えてくれてコントラストが強調される「ラスターブラウン」のほうが向いていますね。
どっちも非常にお気に入り。
無理してでも高いものを買った甲斐があったなぁ、って思っています。


釣具は釣りをしているときだけの相棒ですが、偏光グラスは日常を含めたより長い時間の快適さをもたらしてくれます。
このエントリーが、サングラスや偏光グラスを選ぶときの参考になれば、幸いです。
ぜひお気に入りの偏光グラスを手に入れてください。



さてさて。
当「Hello the Masking Face」では、WEBショップにおいて、当ページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。

「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/

軽さやギアの滑らかさなど、絶対的な性能では最新のリールに適わない部分もありますが、その分、今の製品にはない優美な装飾やユニークな機能を持ったものも少なくありません。
釣りという遊びで使う道具ですから、絶対的な性能を追い求めるだけでなく、こうした道具の“味”を楽しんでみてはいかがでしょう?

皆さまのご利用、お待ちしています。
それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。


奥がティムコの「シャープF-Ti」、手前が「スエナガオリジナルフレーム+イーズグリーン」です。