Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20170623 ちょっと便利に思っているアイテム2点を紹介。

どうもどうも。
ご無沙汰しております。番頭です。
 
梅雨入りしたという割には雨が降らないねぇ、なんて言ってたら、台風並の暴風雨が吹き荒れてみたり。
関東の山は渇水気味のところが多く、この時期にちゃんと雨が降って欲しいところなのですが、なんだか「梅雨らしい梅雨」、とはいかないようです。
皆さま、釣りには行かれてますか?
今日はクローズドフェイススピニングリールを使う上で、ちょっと便利だな、と思っているアイテムを紹介したいと思います。
 
「500」シリーズをはじめとするAbuのクローズドフェイススピニングリールは、気軽にスプールを交換できる構造になっているのがひとつの特長です。
特に、「706」や「506 MKII」といった最近の機種では購入時にスプールが4つくらい付属していて、用途によってラインの種類や太さを使い分けることが容易になっています。
 
番頭の場合、クローズドフェイススピニングリールの主な使い道は、渓流でのミノーイング。なのですが、川の合間にダム湖でルアーを投げてみたり、また、流れの強い本流筋なんかを攻めたりなんてこともします。
そんなときは、あらかじめ用意してあったスペアスプールに交換し、ラインの太さや種類を変えて対応するのですね。
そのため、釣場にはいつも2~3のスペアスプールを持っていくことになるのですが、巻いたラインがバラけず、また、複数のスプールをコンパクトにまとめておける方法をずっと模索していました。
 
で、いろいろ探し、使ってみて「これがベストかな?」と現状で思っているのが、今回紹介する、2つのアイテムです。
まずひとつが、リトルプレゼンツの「シリコンスプールバンドM」、そしてもうひとつが、写真用品メーカー、HAKUBAの「ネオプレンレンズケースS」。
これらがもう、自分のなかではかなりのヒット、なのです。
 

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まず「シリコンスプールバンドM」ですが、文字通りのシリコンバンドで、幅が狭く、内径についてもクローズドフェイススピニングリールにぴったり。
幅に関してはあと1~2mm細くなると完全にスプールの溝にハマってさらに使い勝手がよくなりそうなのですが、そこまで贅沢を言うのも、ねぇ?
これ、さらに素晴らしいのが半透明であること。
どんなラインが巻いてあるのか、うっすら見えるんです。
今回紹介している写真のようにスプールがまるっきり違っている場合、ラインの色がほとんど同じ場合にはあんまり意味がないですけど、まったく同じ形状のスプールを使い分けるときなんかはとても重宝します。
 
そして、もうひとつの「ネオプレンレンズケースS」。
これはもともとミラーレスなデジタルカメラのコンパクトな交換レンズを入れるためのものなので、「S」「M」「L」と3種類の大きさが発売されています。
このうち「S」が、「500」シリーズをはじめとするクローズドフェイススピニングリールのスプールにぴったり。まるで専用であつらえたかのように2個が綺麗におさまるんです。
レンズ用としてそれなりの厚みのあるネオプレーンでできているので、釣場で落としてしまってもスプールが歪んだり割れたりする心配をあまりせずに済むうえ、カラビナもついていて、携行性もばっちりなところがまた、たまりません。
 
もちろん、「シリコンスプールバンドM」はふつうのスピニングリールに用いてもかなり使い勝手のいい製品です。
また、「ネオプレンレンズケース」は本来のレンズケースとしての用途には最適ですし、サイズによってはやっぱり普通のスプールが綺麗に収まったりします。
クローズドフェイススピニングリールを使っていない方にも、何らかの参考になればいいな、と思ってご紹介してみました。
 
 
さてさて。
先日ご紹介した「Abumatic 30」は、WEBショップに並ぶこともなくお問い合わせいただいていたお客様のところへ、無事嫁いで行きました。
以前にも書きましたように、WEBショップにならべていない在庫もございます。
ご所望の機種がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「Hello the Masking Face」のWEBショップでは、懐かしさあふれるリールを販売中です。
 
「Hello the Masking Face」Webショップ

maskingface.theshop.jp

当店で扱っているようなリールは生産を終えてから、10年、20年、30年と経たものばかり。釣具屋へ行けば買えるようなものではなく、まさにその出会いは「

縁」としか言いようがありません。
これら品揃えに、ご縁を感じるものを見つけていただけたなら、幸いです。
 
皆さまのご利用、お待ちしています。
「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。

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「シリコンスプールバンドM」は半透明でラインの色がわかるのも利点。
バンドの幅があと1~2mm細いとさらに使い勝手が向上しそうなのですが、それは贅沢というもの。
内径がぴったりで見事に役目を果たしてくれます。

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「ネオプレンレンズケースS」にはこのようにクローズドフェイススピニングリールのスプール2個がぴったりと収まります。

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もともとレンズ用という設計なので、フラップが不用意に開かないよう、面ファスナーのロックが二重についていたりと、「ネオプレンレンズケースS」はなかなかしっかりした設計です。藪漕ぎのときにどこかに引っかけてフラップが開く、なんてことがありません。

 

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「シリコンスプールバンドM」はこんな感じで2本がセットになって売られています。
番頭は池袋のサンスイで購入しました。